
馬券選びは競馬場の特徴を理解すべきってよく聞くけど、実際なにを理解しておけばいいの?データの種類も多いし、どれも重要に見えちゃう!初心者の私にもわかるように解説してほしい!
こんなお悩みを解決します。
ここでは、回収率や的中率を向上するために必要な札幌競馬場のコース特徴についてお話していきます。



私も確認項目として取り入れたおかげで、荒れ傾向のレースを回避したり、ポイントを絞って予想ができるので助かっています!
前置きはこの辺にして、早速本題に入りましょう!
札幌競馬場 芝2600m コース概要


向こう正面からスタート。最初のコーナーまでは約160mと短めです。
競技場の形が円形に近いため。コーナー部分の占める割合が多く、大回りしているのが特徴です。
向こう正面の直線は約310mで、最後のコーナーに入ります。
コーナーは全体的に緩やかなカーブとなっていて、高低差もなくほぼフラットです。
最後の直線は約270mで、こちらもフラットな道のりとなります。
洋芝を利用しています。少し時計がかかる馬場や北海道の芝コースを得意にしている馬には注意が必要です
札幌競馬場 芝2600m 重賞レース一覧
- 札幌日経オープン(L)
- 丹頂ステークス(OP)
- 札幌日刊スポーツ(2勝)
札幌競馬場 芝2600m コース特徴:初心者向け3つ
まずは基本をおさえておきましょう。予想の仕方には様々な方法があり、検討するデータも多種多様ですが…
最初のうちは細かい内容よりも、全体像をつかむことをお勧めします。
コース特徴としての①全体傾向(固い傾向か?荒れる傾向か?)・②得意としている騎手・③馬体重の傾向の3つのポイントを、予想前の下準備として頭に入れておくことがオススメです。
①札幌芝2600m 人気データ:コースの全体傾向をつかむ
過去3年間の実績比較です。対象レースが25件と少ないため、やや偏りがあるかもしれません。





上位陣の活躍がエグイです。
上位3番までの総計で92%はモノスゴイ割合です。





複勝率においては平均的になっていますね。


②札幌芝2600m 騎手データ:得意としている騎手を知る 3年比較


3年間Top10入りはいませんでした。
Top10常連組は、非常に多くの騎手が名を連ねています。
③札幌芝2600m 馬体重データ:馬体重によるコース適正を知る





大型馬>小型馬の傾向があります。
増減については微妙なレベルですが、減量組が活躍しています。





複勝率では、さほど大型馬有利というわけではないです
札幌競馬場 芝2600m コース特徴:中級以上向け3つ+おまけ
中級者以上となってくると、自分なりの予想の仕方や考え方を持つようになります。
そうなると重要視するデータも様々です。
コース特徴として見るべきデータは人それぞれなので、以下すべてを毎回確認する必要はありませんが、
④馬番データは馬券選びの最終確認時のチェック項目として利用することをオススメします。



④馬番データは、特に3連単・3連複を購入する人には
是非ともオススメしたいのぉ



普通だと選ばないヒモ馬を、馬番データ見て追加購入したら
そのおかげで万馬券とれちゃったわ!!
④札幌芝2600m 馬番データ:外枠が弱い傾向は、直近3年だけ?
3年間で該当レース数は25レースしかなかった。KOS研究所で定めている規定数(フルゲート数の3倍以上)に満たないため、参考情報としての掲載となっています。





外枠の弱さが目立ちます。


さらに参考として6年間の集計(2016年~2021年)データを掲載します。
これを見る限りでは特に外枠が弱いという結論は導かれません。非常に均整のとれた良い結果となっています。
いずれにせよサンプル数が少ないのでご注意ください。
⑤札幌芝2600m 血統データ:種牡馬Top10 3年比較


ハーツクライ・ディープインパクトが3年間安定して結果を残しています。
その他も上位常連組も数頭あります。
⑥札幌芝2600m 調教師データ:Top10 3年比較


3年連続Top10 入りしているのは(美)堀宣行さん・(美)国枝栄さんです。
その他上位常連組はいませんでした。
⑦札幌芝2600m 脚質データ:おまけ







意外にも「先行」の数字が非常に高いです
一応、脚質データも出しておきますが参考程度に見てもらえたらと思っています。
なぜかと言うと、脚質の定義があいまいなので信頼度が低いと考えているためです。
JRA公式が出しているデータを利用しているわけですが、脚質の評価は各地点での通過順位で定義されています。
1ハロン:通貨順位1位
2ハロン:通貨順位1位…
と続けば”逃げ”と評価されるという事になる訳です。
そもそも脚質の見極めはとても難しいのですが、人気のある判断基準でもあるので一応入れておきます。
札幌競馬場 芝2600m コース特徴まとめ
①人気データ:上位陣Top3の活躍がエグイが、複勝率においては平均的
②騎手データ:過去3年安定はなし。Top10常連組は多数あり。
③馬体重データ:勝率にて大型馬>小型馬の傾向あり
④馬番データ:外枠が弱い傾向は、直近3年だけか
⑤血統データ:過去3年安定はハーツクライ・ディープインパクト
⑥調教師データ:Top10常連組は(美)堀宣行さん・(美)国枝栄さん
⑦脚質データ:意外にも「先行」の数字が非常に高いです