
馬券選びは競馬場の特徴を理解すべきってよく聞くけど、実際なにを理解しておけばいいの?データの種類も多いし、どれも重要に見えちゃう!初心者の私にもわかるように解説してほしい!
こんなお悩みを解決します。
ここでは、回収率や的中率を向上するために必要な東京競馬場のコース特徴についてお話していきます。



私も確認項目として取り入れたおかげで、荒れ傾向のレースを回避したり、ポイントを絞って予想ができるので助かっています!
前置きはこの辺にして、早速本題に入りましょう!
東京競馬場 芝1600m コース概要


中央競馬場最大の広さを誇るコースを左回りで進みます。
スタート後は直線が続きます。コーナーまでは540m以上あり、折り合いをつけやすいコースです。
最後の直線は約526mと2番目の長さ。途中で2mの上り坂を駆け上がります。
さほど内枠・外枠の影響はありませんが、大外だけは強い実績がでているので注意が必要です。
東京競馬場 芝1600m 重賞レース一覧
- NHKマイルカップ(G1)
- ヴィクトリアマイル(G1)
- 安田記念(G1)
- 富士ステークス(G2)
- 東京新聞杯(G3)
- デイリー杯クイーンカップ(G3)
- サウジアラビアロイヤルカップ(G3)
- アルテミスステークス(G3)
- キャピタルステークス(L)
東京競馬場 芝1600m コース特徴:初心者向け3つ
まずは基本をおさえておきましょう。予想の仕方には様々な方法があり、検討するデータも多種多様ですが…
最初のうちは細かい内容よりも、全体像をつかむことをお勧めします。
コース特徴としての①全体傾向(固い傾向か?荒れる傾向か?)・②得意としている騎手・③馬体重の傾向の3つのポイントを、予想前の下準備として頭に入れておくことがオススメです。
①東京芝1600m 人気データ:コースの全体傾向をつかむ
過去3年間の実績比較です





1番人気が弱く見えるかもしれませんが、33%を超えているので気にする必要なしと判断しています。
1~5番人気での決着が86.4%と高く、東芝ALLと比較して+2.3%・全国芝ALLと比較して+4.3%となっています。





複勝率においては1~3番人気が馬券にしっかりと絡む傾向です。
3連複などは落ち着いた馬券決着となる傾向と言えます。


②東京芝1600m 騎手データ:得意としている騎手を知る 3年比較


東京芝1400mおよび1800mでも3連覇したルメール騎手がここでも3連覇しています!強い!!
他にも得意としている騎手は多くて、
田辺裕信騎手・戸崎圭太 騎手・三浦皇成 騎手の3騎手も安定しています。
それ以外でもTop10常連組も多いので目移りしそうですが、まずは安定の4騎手だけでも頭に残しておきましょう。
③東京芝1600m 馬体重データ:馬体重によるコース適正を知る





特徴的なのは、大型馬>小型馬というポイントです
増減についても体重増>体重減となっています。





複勝率では必ずしも大型馬が良いとは言い切れません。
体重増減では単勝同様に体重増>体重減となっています。
東京競馬場 芝1600m コース特徴:中級以上向け3つ+おまけ
中級者以上となってくると、自分なりの予想の仕方や考え方を持つようになります。
そうなると重要視するデータも様々です。
コース特徴として見るべきデータは人それぞれなので、以下すべてを毎回確認する必要はありませんが、
④馬番データは馬券選びの最終確認時のチェック項目として利用することをオススメします。



④馬番データは、特に3連単・3連複を購入する人には
是非ともオススメしたいのぉ



普通だと選ばないヒモ馬を、馬番データ見て追加購入したら
そのおかげで万馬券とれちゃったわ!!
④東京芝1600m 馬番データ:大外に注目!
いつもの全体把握は特筆ポイントがないので割愛します。それよりも回収率に着目しました。外枠4頭の数字に着目です。


細かく数字をみてみると、突出した馬番18番の単勝回収率と単勝平均に目を奪われますが…


この原因は馬番16番人気(ファストアプローチ)の1着結果が単勝平均および単勝回収率を実力以上に押し上げている[下表参照]と分析しています。こうした突発的な数字は判断が難しいのですが冷静に捕らえていきたいところです。


それよりも注目したいのは馬番18番の複勝回収率167%です。
18枠フルゲート開催は3年間で47回行われたが、このうち1着4回・2着5回・3着5回という結果になっていて平均複勝率29.8%はかなり立派な数字と言えます。これが高い複勝回収率を支えておりコンスタントに結果を残している要因であるとみています。



芝1600mの大外は注目ね
人気に関係なくヒモ馬からは外さないようにするわ
⑤東京芝1600m 血統データ:種牡馬Top10 3年比較


ディープインパクトが3連覇しています!
ロードカナロアも3年間安定して結果を残しています。
その他も上位常連組も多数ありますが、まずはこの2頭を覚えておきたいです。
⑥東京芝1600m 調教師データ:Top10 3年比較


栗東メンバーもチラホラ見受けられます。G1など重賞も多く開催されるコースなのでその影響と思われます。
その中でも3年連続Top10 入りしているのは(美)国枝栄さん・(美)木村哲也さん・(美)藤沢和雄さんです。
⑦東京芝1600m 脚質データ:おまけ







「マクリ」決着が勝率と複勝率で大きな差が出ている所が
印象的です。1着馬はやはり先行からというところでしょうか
その他全体的に平均的な傾向です。
一応、脚質データも出しておきますが参考程度に見てもらえたらと思っています。
なぜかと言うと、脚質の定義があいまいなので信頼度が低いと考えているためです。
JRA公式が出しているデータを利用しているわけですが、脚質の評価は各地点での通過順位で定義されています。
1ハロン:通貨順位1位
2ハロン:通貨順位1位…
と続けば”逃げ”と評価されるという事になる訳です。
そもそも脚質の見極めはとても難しいのですが、人気のある判断基準でもあるので一応入れておきます。
東京競馬場 芝1600m コース特徴まとめ
①人気データ:単勝1~5番人気での決着が86.4%と高く、複勝率においては1~3番人気が馬券にしっかりと絡む
②騎手データ:過去3年安定はルメール騎手(3連覇)・田辺裕信騎手・戸崎圭太 騎手・三浦皇成 騎手
③馬体重データ:体重増>体重減
④馬番データ:大外に注目!
⑤血統データ:過去3年安定はディープインパクト(3連覇)・ロードカナロア
⑥調教師データ:過去3年安定は(美)国枝栄さん・(美)木村哲也さん・(美)藤沢和さん
⑦脚質データ:全体としては平均的な傾向